Santa Cruz island, Galapagos islands, Ecuador / May 07 - 11 , 18 - 20, 2015
南米エクアドルの海岸線から西に約1000㎞離れたガラパゴス諸島は、大小の島々からなる赤道直下の太平洋上にある火山群島。
特異な潮流と風の流れ、そして大陸と陸続きになったことがない地理的状況から、独自の進化を遂げた動植物が多く生息するガラパゴス諸島は「ビーグル号」で訪れたチャールズ・ダーウィンが「進化論」の着想を得たことでも知られている。
今回南米を旅行するにあたり、幾つか行ってみたい所があった。
それはチリとアルゼンチンにまたがるパタゴニア地方、インカ帝国時代の首都クスコやマチュピチュ、アマゾン地域、ガラパゴス諸島など。
昨年の12月31日に日本を出発して、パタゴニア地方、アマゾン地域、クスコ、マチュピチュと南米を北上してきてすでに4ケ月が経過。
6月中旬に南米を離れることに決めていた私達にとって、残された期間で絶対に訪れてみたい所は何処かと考えてみるとガラパゴス諸島以外思い当たらない。
日本からみると地球の裏側に位置するガラパゴス諸島。今回が訪れることができる最初で最後の機会だろうと思ってしまうほど、日本からは遥か遠い所にある。
この機会に思い残すことのないように、じっくりとガラパゴス諸島を楽しむことに決めた。
ガラパゴス諸島に行くにあたり、どのくらいの期間で、どんなルートで周ろうかと、いろいろ考えてみた。
ガイド付きのツアーでしか訪れることができない島巡りやクルーズ船で何日間かかけて島々を周るツアー、すべてのダイバーが憧れるガラパゴスでのスキューバーダイビングなど魅力的な楽しみ方ができるガラパゴス。
しかし、残念なことにそれらに参加するための料金は、年々高騰していて、私達にとってはとても高く感じるものだった。
色々考えてみた結果、高額なツアーやクルーズには参加せずに、自分達で移動できる範囲の島に自炊しながら滞在して、その範囲でガラパゴスを楽しむことにした。
おそらく、このようなスタイルでも「非日常的なガラパゴス諸島の雰囲気」を十分に楽しめそうな気がする。
ガラパゴス諸島の有人島は4島。
そのなかで自炊ができる宿があり、食材を買える商店があるような町の機能をもつ島はサンタクルス島とイザベラ島そしてサン・クリストバル島の3島。
さらに、その3島間はサンタクルス島を経由すれば連絡船で移動できる。
そして、エクアドル本土のキトやグアヤキルから飛行機が就航している島はサンタクルス島とサン・クリストバル島の2島のみ。
最終的に考えた行程は、
グアヤキル(エクアドル本土)→〔飛行機〕→サンタクルス島→〔連絡船〕→イザベラ島→〔連絡船〕→サン・クリストバル島→〔飛行機〕→キト(エクアドル本土)
期間は、思いきって3週間。
3島それぞれに約1週間ずつ滞在して、自炊をしながら、のんびりとガラパゴス諸島を楽しむことにした。
2015年5月6日 滞在していたクエンカからバスでグアヤキルへ。
4時間で到着したグアヤキルは治安が悪い大都市で知られている。
ガラパゴスへのフライトは翌日の午前便。今回は市内へ移動して泊まることはせずに、バスターミナルから空港に直行して空港泊することにした。
幸いバスターミナルから空港までは徒歩で20分ほどの距離。日が暮れる前にグアヤキルに到着できたので、タクシーは使わずに歩いていくことにした。治安が悪いと聞いていたので、周りに注意しながら足早に歩く。
到着したグアヤキル空港は24時間オープンの空港で、カフェでホットドックを注文して、WiFiのパスワードを教えてもらい、ガラパゴスの情報収集をしながら過ごす。
ラッキーなことに空港内のベンチには肘掛けがなかったので、足を延ばしてゆったりと寝ることができた。
翌朝、航空会社のチェックインの時間にはまだ早かったが、旅行者が増え始めたのでガラパゴス諸島へ入島するための荷物の検疫とガラパゴス諸島のツーリストカード($20 / 1人)の購入をすることにした。
検疫とツーリストカードの購入を終えてから、航空会社のチェックインをする。ここまでトータルするとかなりの時間がかかっていた。
いよいよ飛行機に搭乗してガラパゴス諸島へ。
行きはビジネスクラスにアップグレードされて、少し得した気分。
Guayaquil to Santa cruz island (Baltra) & San cristobal to Quito 46100円 / 1人
2時間ほどでサンタクルス島の沖合にあるバルトラ島に到着。
ここで機内で配られた入島カードと入島料$100 / 1人を支払う。ガラパゴス諸島に行くには、もろもろのお金がかかるようになっているようだ。
バルトラ島から海上タクシーでサンタクルス島へ。($1 / 1人)
到着した船着場からサンタクルス島を縦断するように連絡バスで島の中心地プエルト・アヨラへ向かう。($2 / 1人)
プエルト・アヨラ ( Puerto Ayora )は、ガラパゴス諸島の中でも最も人口の多い町で、イザベラ島やサン・クリストバル島への連絡船も発着している。
連絡バスから降りて客引きの宿の人に連れられて2軒ほど部屋を見せてもらうが、宿代が高い割にはピンとくる部屋が見つからなかった。
港の周辺をぶらぶらと歩きながら宿探しをする事に。
部屋を見せてもらいに入った宿は料金の高い部屋しかなかったが、近くにもっているレンタルルームだったら1泊40ドルだよと薦めてくれたので見せてもらうことにした。
そのレンタルルームは一軒家を改装した1DKで2台のエアコンとリビングそしてキッチン付き。さらにWIFIまでついていた。
La Kleta $40 / 1 room
改装したばかりのようで、部屋は綺麗。
キッチン道具もそろっているし、水のボトルもついている。
1泊30ドルほどの部屋を探していたが、隠れ家っぽい雰囲気が気に入って、ここに泊まることに。
最初に4泊し、イザベラ島から帰ってきてサンタクルス島に行くまでの2泊もここで過ごす。レンタルルームは町中にあって、どこに行くにも便利だった。
ここでの滞在の楽しみの一つは新鮮な魚が食べられること。
海に面した通りに魚市場があり、その日に水揚げされた新鮮なマグロやサワラ、カツオ、ロブスターなどの魚を購入することができる。
魚市場と言ってもカウンターがL字状にならぶだけだが、さばいた魚の頭や内臓などをもらえるのでアシカやペリカン、海イグアナが集まってくる。
マグロの水揚げ。運がいいとおろしたマグロのカマを無料でもらうことができる。
おねだりするようなしぐさで上を見上げてる。
刺身やカルパッチョで食べれそうな魚を選んで購入。
今日の夕食は、マグロの刺身とタダでもらったマグロのカマ焼きとご飯。
クエンカで買って持ってきた食材で簡単で美味しく作れるスパゲティを作る。
夕方にローカルっぽい通りを歩いていると、かき氷屋台が出ていた。
地元の人達が美味しそうに食べていたので私達も。
ガラパゴス諸島の商店で売っているAqua Galapagos
Camera & Rens
FUJIFILM X-E2
FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
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南米エクアドルの海岸線から西に約1000㎞離れたガラパゴス諸島は、大小の島々からなる赤道直下の太平洋上にある火山群島。
特異な潮流と風の流れ、そして大陸と陸続きになったことがない地理的状況から、独自の進化を遂げた動植物が多く生息するガラパゴス諸島は「ビーグル号」で訪れたチャールズ・ダーウィンが「進化論」の着想を得たことでも知られている。
今回南米を旅行するにあたり、幾つか行ってみたい所があった。
それはチリとアルゼンチンにまたがるパタゴニア地方、インカ帝国時代の首都クスコやマチュピチュ、アマゾン地域、ガラパゴス諸島など。
昨年の12月31日に日本を出発して、パタゴニア地方、アマゾン地域、クスコ、マチュピチュと南米を北上してきてすでに4ケ月が経過。
6月中旬に南米を離れることに決めていた私達にとって、残された期間で絶対に訪れてみたい所は何処かと考えてみるとガラパゴス諸島以外思い当たらない。
日本からみると地球の裏側に位置するガラパゴス諸島。今回が訪れることができる最初で最後の機会だろうと思ってしまうほど、日本からは遥か遠い所にある。
この機会に思い残すことのないように、じっくりとガラパゴス諸島を楽しむことに決めた。
ガラパゴス諸島に行くにあたり、どのくらいの期間で、どんなルートで周ろうかと、いろいろ考えてみた。
ガイド付きのツアーでしか訪れることができない島巡りやクルーズ船で何日間かかけて島々を周るツアー、すべてのダイバーが憧れるガラパゴスでのスキューバーダイビングなど魅力的な楽しみ方ができるガラパゴス。
しかし、残念なことにそれらに参加するための料金は、年々高騰していて、私達にとってはとても高く感じるものだった。
色々考えてみた結果、高額なツアーやクルーズには参加せずに、自分達で移動できる範囲の島に自炊しながら滞在して、その範囲でガラパゴスを楽しむことにした。
おそらく、このようなスタイルでも「非日常的なガラパゴス諸島の雰囲気」を十分に楽しめそうな気がする。
ガラパゴス諸島の有人島は4島。
そのなかで自炊ができる宿があり、食材を買える商店があるような町の機能をもつ島はサンタクルス島とイザベラ島そしてサン・クリストバル島の3島。
さらに、その3島間はサンタクルス島を経由すれば連絡船で移動できる。
そして、エクアドル本土のキトやグアヤキルから飛行機が就航している島はサンタクルス島とサン・クリストバル島の2島のみ。
最終的に考えた行程は、
グアヤキル(エクアドル本土)→〔飛行機〕→サンタクルス島→〔連絡船〕→イザベラ島→〔連絡船〕→サン・クリストバル島→〔飛行機〕→キト(エクアドル本土)
期間は、思いきって3週間。
3島それぞれに約1週間ずつ滞在して、自炊をしながら、のんびりとガラパゴス諸島を楽しむことにした。
2015年5月6日 滞在していたクエンカからバスでグアヤキルへ。
4時間で到着したグアヤキルは治安が悪い大都市で知られている。
ガラパゴスへのフライトは翌日の午前便。今回は市内へ移動して泊まることはせずに、バスターミナルから空港に直行して空港泊することにした。
幸いバスターミナルから空港までは徒歩で20分ほどの距離。日が暮れる前にグアヤキルに到着できたので、タクシーは使わずに歩いていくことにした。治安が悪いと聞いていたので、周りに注意しながら足早に歩く。
到着したグアヤキル空港は24時間オープンの空港で、カフェでホットドックを注文して、WiFiのパスワードを教えてもらい、ガラパゴスの情報収集をしながら過ごす。
ラッキーなことに空港内のベンチには肘掛けがなかったので、足を延ばしてゆったりと寝ることができた。
翌朝、航空会社のチェックインの時間にはまだ早かったが、旅行者が増え始めたのでガラパゴス諸島へ入島するための荷物の検疫とガラパゴス諸島のツーリストカード($20 / 1人)の購入をすることにした。
検疫とツーリストカードの購入を終えてから、航空会社のチェックインをする。ここまでトータルするとかなりの時間がかかっていた。
いよいよ飛行機に搭乗してガラパゴス諸島へ。
行きはビジネスクラスにアップグレードされて、少し得した気分。
Guayaquil to Santa cruz island (Baltra) & San cristobal to Quito 46100円 / 1人
2時間ほどでサンタクルス島の沖合にあるバルトラ島に到着。
ここで機内で配られた入島カードと入島料$100 / 1人を支払う。ガラパゴス諸島に行くには、もろもろのお金がかかるようになっているようだ。
バルトラ島から海上タクシーでサンタクルス島へ。($1 / 1人)
到着した船着場からサンタクルス島を縦断するように連絡バスで島の中心地プエルト・アヨラへ向かう。($2 / 1人)
プエルト・アヨラ ( Puerto Ayora )は、ガラパゴス諸島の中でも最も人口の多い町で、イザベラ島やサン・クリストバル島への連絡船も発着している。
連絡バスから降りて客引きの宿の人に連れられて2軒ほど部屋を見せてもらうが、宿代が高い割にはピンとくる部屋が見つからなかった。
港の周辺をぶらぶらと歩きながら宿探しをする事に。
部屋を見せてもらいに入った宿は料金の高い部屋しかなかったが、近くにもっているレンタルルームだったら1泊40ドルだよと薦めてくれたので見せてもらうことにした。
そのレンタルルームは一軒家を改装した1DKで2台のエアコンとリビングそしてキッチン付き。さらにWIFIまでついていた。
La Kleta $40 / 1 room
改装したばかりのようで、部屋は綺麗。
キッチン道具もそろっているし、水のボトルもついている。
1泊30ドルほどの部屋を探していたが、隠れ家っぽい雰囲気が気に入って、ここに泊まることに。
最初に4泊し、イザベラ島から帰ってきてサンタクルス島に行くまでの2泊もここで過ごす。レンタルルームは町中にあって、どこに行くにも便利だった。
ここでの滞在の楽しみの一つは新鮮な魚が食べられること。
海に面した通りに魚市場があり、その日に水揚げされた新鮮なマグロやサワラ、カツオ、ロブスターなどの魚を購入することができる。
魚市場と言ってもカウンターがL字状にならぶだけだが、さばいた魚の頭や内臓などをもらえるのでアシカやペリカン、海イグアナが集まってくる。
マグロの水揚げ。運がいいとおろしたマグロのカマを無料でもらうことができる。
おねだりするようなしぐさで上を見上げてる。
刺身やカルパッチョで食べれそうな魚を選んで購入。
今日の夕食は、マグロの刺身とタダでもらったマグロのカマ焼きとご飯。
ある日の夕食は、白身魚のカルパッチョと同じ魚のソテー。
クエンカで買って持ってきた食材で簡単で美味しく作れるスパゲティを作る。
夕方にローカルっぽい通りを歩いていると、かき氷屋台が出ていた。
地元の人達が美味しそうに食べていたので私達も。
ガラパゴス諸島の商店で売っているAqua Galapagos
Camera & Rens
FUJIFILM X-E2
FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
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