Lquitos, Peru / Apr. 20 to 22 and 25 to 27, 2015
Amazon tour, Peru / Apr. 22 to 25, 2015
ペルーのクスコからリマ経由の国内線で北東部に位置するアマゾン源流域にあるイキトスに移動。イキトスはアマゾン川上流のマラニョン川沿いの町で、本当の陸の孤島で「陸路ではいけない世界最大の町」と言われている。
飛行機で降り立つと熱帯雨林気候特有のムッとした蒸し暑さを感じた。標高が高く寒かったクスコから来たので、余計に暑さを感じたのかもしれない。
イキトスもボリビアのルレナバケ同様にアジアぽっさを感じさせる雰囲気の町で、街の規模は大きかった。3700㎞離れた大西洋から低水時でも大型船が川を航行しイキトスに到達できる特殊な地形をもつことから、かつてはゴムの生産で栄える。その後、ゴム生産は衰退してしまったが、現在は観光と周辺地域の中心地としての役割によって活気のある町となっている。
アジアと同じように、ここでもトライシクルが庶民の足となっていた。
宿の近くに小規模なマーケットがあり、滞在中はよくここに、ご飯を食べに行った。
ここでもアマゾンの魚を食べる。
魚スープと焼き魚。臭みもなく美味しかった。蒸かしバナナがご飯替わり。
焼き魚やスープにライムや柑橘系の汁をかけて食べる。黄色いのはチリと同じで辛い。
標高が下がった為か高山病気味の症状が改善したので、美味しく食事がとれた。
葉っぱに包まれた蒸し物を食べてみた。
葉っぱを取り除くと、中に具が入った大きなおにぎりのようなものだった。味は今一つ。
サンドイッチやチャーハンなどの軽食が食べれるところもある。
この地域では定番なようで地元の人が好んで飲んでいたジューサーで作ったジュース。写真のジュースはフルーツミルクセーキのような味だった。
暑い地域なのでジュース屋台を多く見かけた。その場で絞ってくれるオレンジジュース。
歩くと汗だくになるほど暑かった。アルマス広場に面した食堂でアイスクリームコーナーを見つけて食べることにした。
食べたチョコミントはミントがすごく効いていて美味しかった。イキトスは甘いもの系が充実しているようだ。
朝や昼はマーケットで食べて、夕食はファーストフードっぽいところで簡単に食べることが多かった。
ベレン市場(Mercado de Belen)
町の中心地から少し離れたベレン地区にある市場。アマゾン流域で取れる魚や動物、野菜などから日用品、衣類、電化製品まで、揃わないものがないのではと思うほど巨大。治安が悪い地域なので市場から離れた雰囲気の悪いエリアには入らないように気を付けた。
写真はアルマジロ。
夜のアルマス広場。警察官が巡回しているので治安は良い。
イキトスでは親切な家族がやっている宿に泊まる。バックパッカー宿の雰囲気だが小さなプールがあり、毎日暑かったのでプール入って涼むこともあった。
イキトスに来た一番の目的は、「ペルーでアマゾンを楽しむ」こと。
ツアーは日帰りから日数をかけて楽しむものまで様々。値段も様々。
今回私達が選んだツアーは、イキトスから船で2時間の所にあるロッジに3泊して、その周辺のアマゾンを楽しむというツアー。
料金は宿泊、食事付きで1人18000円くらい。イキトスのアマゾンツアーは、ブラジルよりも安いと言われている。もちろん最安はボリビアのルレナバケ。私達が参加したツアーも2泊3日のツアーが8000円弱と安かった。
アマゾンツアー当日。
ツアーは宿のピックアップから始まり、イキトスの船着場へ移動。そして食料と一緒にボートに乗り込んで出発した。
雨季で水量が多いので川が盛り上がっている。
マラニョン川に出た。川幅の広さに驚く。
何処かの町をつなぐ定期船だろうか。
高床式の住居だが、水かさが増しているので床下すぐまで水がきている。
天井にはネットがあるし、ベットには蚊帳があるので十分かな。
水没しそうなほど水かさが増している。
トイレ。水道はないので川の水を汲んで流す。バスルームは無く、茶色い川に入って水浴びをする。
左に繋いであるボートで周辺を周る。
ロッジ周辺を船で周る。水かさがました水路を進むが、ほとんど動物を見かけることはなかった。
食べることができる果実。
朝食はこんな感じ。
夕食は電気が通じていないので、ランプの灯をたよりに食べる。
ガイドさんにタランチュラが見たいと言ったら。ロッジの桟橋にいたタランチュラを見せてくれた。どこにでもいるのかもしれない。
ツアーの前半は天候がはっきりしなくて、時折雨が降ったり、曇ったりしていた。
ツアー後半は天候が回復した。天気が回復すると鳥の鳴き声も活気づく。
天気が良くなると、見える景色も一変して鮮やかになった。
本流から外れて水路を進むが、鳥や動物はを見かけることはほとんどなかった。
近くの村にお邪魔する。村の人たちの現金収入となるお土産が売られていた。
丁度、焼きあがった魚を頂く。川魚だけれど泥臭くはない。
それぞれの申し込んだツアー日数が異なるようで、最初に一緒に周っていたゲストたちが去り、ツアーの後半はガイドさんと私達だけになった。
これ以上水路を周ったり、本流に出てイルカをさがしたり、サンセットを見たりしても、大きな変化がないようなので、ガイドさんにナマケモノに会いたいと言ってみた。
すると、ガイドさんがイキトスの家に持って帰る魚を頼んでいる漁師さんの家に連れて行ってくれることになった。
途中ですれ違ったボートは、私達のボートマンの知り合いのようでボートを止めて挨拶。
おそらくカイマントカゲ
漁師さんのお家に到着。
どうやら大家族のようだ。
ここが調理場兼くつろぎの場。板を通した別棟が寝室になっている。
逆さまにした大きなバケツの中にナマケモノがいた。家のお父さんがバケツを取り除くと、ナマケモノがまるまって寝ているのが見えた。
ナマケモノは1日に15-18時間寝る。バケツをかぶせてあげることで、安心して寝るようだ。
ナマケモノは、この家族のペットとして飼われてた。
最初は眠っていたが、目を覚ました。
動作がゆっくりなことからナマケモノと言う呼び名が付いた。確かに動作はゆっくり。
床に降ろして少しすると、また眠りだした。
子供が多い事もあり、この家のペットには犬とナマケモノ以外に子供のワニもいた。そして、お母さんの肩には鳥も。
お父さんが漁で取ってきた獲物を調理している。
お茶目なお母さんで、調理中のワニを見せてくれる。
ワニ食べる?と聞かれて、もちろん頂くことに。ワニのぶつ切りを煮たものとご飯をいただく。
ガイドさんが親切にワニの皮を剥いてくれた。
ワニの肉は鶏肉を柔らかくした感じで、うま味があってとても美味しかった。
それ以外のお料理も頂いた。お母さんは料理上手で、どれを食べてもとても美味しかった。
アマゾンで生活することは、いろいろと厳しい事もあると思うが、この風景を見ていると、このような生活も良いなと思えてしまう。
ガイドさんが頼んでいた魚。イキトスで買うよりも、すごく安く買えるので自分の家族用にいつも持って帰ると言っていた。
本流でのんびりとイルカ探し。イルカは見つけられなかったが、穏やかな時間を過ごすことができた。
虹がかかった。
サンセットを見てからロッジに戻った。
イキトスの町は、活気があってアジアっぽい雰囲気でとても好きな町だった。
アマゾンツアーは雨期だったこともあり、思っていたよりも生物を見る機会が少なく単調なツアーになってしまったが。
ただ幸運なことに、アマゾンの漁師さんの家にお邪魔して、その生活を見させてもらったり、ワニやアマゾンの魚を食べさせてもらったり、そしてナマケモノとも触れ合うことができて、貴重な体験ができた。
あまりに印象的だったので2日続けてお家にお邪魔してしまった。
イキトスを満喫した後は、飛行機でタラポトに移動。タラポトへは船で川を下っても行けるが、チケット代が安かったのと時間を節約するために飛行機で移動することにした。
Camera & Rens
FUJIFILM X-E2
FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
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Amazon tour, Peru / Apr. 22 to 25, 2015
ペルーのクスコからリマ経由の国内線で北東部に位置するアマゾン源流域にあるイキトスに移動。イキトスはアマゾン川上流のマラニョン川沿いの町で、本当の陸の孤島で「陸路ではいけない世界最大の町」と言われている。
飛行機で降り立つと熱帯雨林気候特有のムッとした蒸し暑さを感じた。標高が高く寒かったクスコから来たので、余計に暑さを感じたのかもしれない。
イキトスもボリビアのルレナバケ同様にアジアぽっさを感じさせる雰囲気の町で、街の規模は大きかった。3700㎞離れた大西洋から低水時でも大型船が川を航行しイキトスに到達できる特殊な地形をもつことから、かつてはゴムの生産で栄える。その後、ゴム生産は衰退してしまったが、現在は観光と周辺地域の中心地としての役割によって活気のある町となっている。
アジアと同じように、ここでもトライシクルが庶民の足となっていた。
宿の近くに小規模なマーケットがあり、滞在中はよくここに、ご飯を食べに行った。
ここでもアマゾンの魚を食べる。
魚スープと焼き魚。臭みもなく美味しかった。蒸かしバナナがご飯替わり。
焼き魚やスープにライムや柑橘系の汁をかけて食べる。黄色いのはチリと同じで辛い。
標高が下がった為か高山病気味の症状が改善したので、美味しく食事がとれた。
葉っぱに包まれた蒸し物を食べてみた。
葉っぱを取り除くと、中に具が入った大きなおにぎりのようなものだった。味は今一つ。
サンドイッチやチャーハンなどの軽食が食べれるところもある。
この地域では定番なようで地元の人が好んで飲んでいたジューサーで作ったジュース。写真のジュースはフルーツミルクセーキのような味だった。
暑い地域なのでジュース屋台を多く見かけた。その場で絞ってくれるオレンジジュース。
歩くと汗だくになるほど暑かった。アルマス広場に面した食堂でアイスクリームコーナーを見つけて食べることにした。
食べたチョコミントはミントがすごく効いていて美味しかった。イキトスは甘いもの系が充実しているようだ。
朝や昼はマーケットで食べて、夕食はファーストフードっぽいところで簡単に食べることが多かった。
ベレン市場(Mercado de Belen)
町の中心地から少し離れたベレン地区にある市場。アマゾン流域で取れる魚や動物、野菜などから日用品、衣類、電化製品まで、揃わないものがないのではと思うほど巨大。治安が悪い地域なので市場から離れた雰囲気の悪いエリアには入らないように気を付けた。
写真はアルマジロ。
夜のアルマス広場。警察官が巡回しているので治安は良い。
イキトスでは親切な家族がやっている宿に泊まる。バックパッカー宿の雰囲気だが小さなプールがあり、毎日暑かったのでプール入って涼むこともあった。
イキトスに来た一番の目的は、「ペルーでアマゾンを楽しむ」こと。
ツアーは日帰りから日数をかけて楽しむものまで様々。値段も様々。
今回私達が選んだツアーは、イキトスから船で2時間の所にあるロッジに3泊して、その周辺のアマゾンを楽しむというツアー。
料金は宿泊、食事付きで1人18000円くらい。イキトスのアマゾンツアーは、ブラジルよりも安いと言われている。もちろん最安はボリビアのルレナバケ。私達が参加したツアーも2泊3日のツアーが8000円弱と安かった。
アマゾンツアー当日。
ツアーは宿のピックアップから始まり、イキトスの船着場へ移動。そして食料と一緒にボートに乗り込んで出発した。
雨季で水量が多いので川が盛り上がっている。
マラニョン川に出た。川幅の広さに驚く。
何処かの町をつなぐ定期船だろうか。
高床式の住居だが、水かさが増しているので床下すぐまで水がきている。
天井にはネットがあるし、ベットには蚊帳があるので十分かな。
水没しそうなほど水かさが増している。
トイレ。水道はないので川の水を汲んで流す。バスルームは無く、茶色い川に入って水浴びをする。
左に繋いであるボートで周辺を周る。
ロッジ周辺を船で周る。水かさがました水路を進むが、ほとんど動物を見かけることはなかった。
食べることができる果実。
朝食はこんな感じ。
夕食は電気が通じていないので、ランプの灯をたよりに食べる。
ガイドさんにタランチュラが見たいと言ったら。ロッジの桟橋にいたタランチュラを見せてくれた。どこにでもいるのかもしれない。
ツアーの前半は天候がはっきりしなくて、時折雨が降ったり、曇ったりしていた。
ツアー後半は天候が回復した。天気が回復すると鳥の鳴き声も活気づく。
天気が良くなると、見える景色も一変して鮮やかになった。
本流から外れて水路を進むが、鳥や動物はを見かけることはほとんどなかった。
近くの村にお邪魔する。村の人たちの現金収入となるお土産が売られていた。
丁度、焼きあがった魚を頂く。川魚だけれど泥臭くはない。
それぞれの申し込んだツアー日数が異なるようで、最初に一緒に周っていたゲストたちが去り、ツアーの後半はガイドさんと私達だけになった。
これ以上水路を周ったり、本流に出てイルカをさがしたり、サンセットを見たりしても、大きな変化がないようなので、ガイドさんにナマケモノに会いたいと言ってみた。
すると、ガイドさんがイキトスの家に持って帰る魚を頼んでいる漁師さんの家に連れて行ってくれることになった。
途中ですれ違ったボートは、私達のボートマンの知り合いのようでボートを止めて挨拶。
おそらくカイマントカゲ
漁師さんのお家に到着。
どうやら大家族のようだ。
ここが調理場兼くつろぎの場。板を通した別棟が寝室になっている。
逆さまにした大きなバケツの中にナマケモノがいた。家のお父さんがバケツを取り除くと、ナマケモノがまるまって寝ているのが見えた。
ナマケモノは1日に15-18時間寝る。バケツをかぶせてあげることで、安心して寝るようだ。
ナマケモノは、この家族のペットとして飼われてた。
最初は眠っていたが、目を覚ました。
動作がゆっくりなことからナマケモノと言う呼び名が付いた。確かに動作はゆっくり。
床に降ろして少しすると、また眠りだした。
子供が多い事もあり、この家のペットには犬とナマケモノ以外に子供のワニもいた。そして、お母さんの肩には鳥も。
お父さんが漁で取ってきた獲物を調理している。
お茶目なお母さんで、調理中のワニを見せてくれる。
ワニ食べる?と聞かれて、もちろん頂くことに。ワニのぶつ切りを煮たものとご飯をいただく。
ガイドさんが親切にワニの皮を剥いてくれた。
ワニの肉は鶏肉を柔らかくした感じで、うま味があってとても美味しかった。
それ以外のお料理も頂いた。お母さんは料理上手で、どれを食べてもとても美味しかった。
アマゾンで生活することは、いろいろと厳しい事もあると思うが、この風景を見ていると、このような生活も良いなと思えてしまう。
ガイドさんが頼んでいた魚。イキトスで買うよりも、すごく安く買えるので自分の家族用にいつも持って帰ると言っていた。
本流でのんびりとイルカ探し。イルカは見つけられなかったが、穏やかな時間を過ごすことができた。
虹がかかった。
サンセットを見てからロッジに戻った。
イキトスの町は、活気があってアジアっぽい雰囲気でとても好きな町だった。
アマゾンツアーは雨期だったこともあり、思っていたよりも生物を見る機会が少なく単調なツアーになってしまったが。
ただ幸運なことに、アマゾンの漁師さんの家にお邪魔して、その生活を見させてもらったり、ワニやアマゾンの魚を食べさせてもらったり、そしてナマケモノとも触れ合うことができて、貴重な体験ができた。
あまりに印象的だったので2日続けてお家にお邪魔してしまった。
イキトスを満喫した後は、飛行機でタラポトに移動。タラポトへは船で川を下っても行けるが、チケット代が安かったのと時間を節約するために飛行機で移動することにした。
Camera & Rens
FUJIFILM X-E2
FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
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