Isla de Pascua ** Rapa Nui, Easter island **, Chile / Mar. 20 to 28, 2015
Isla de Pascua, Chile to La Paz, Bolivia / Mar. 28 to 30, 2015

モアイ像で有名なイースター島。

チリ領のイースター島は南米大陸から約3,800km離れた太平洋上に位置する火山島で、最も近い有人島まで約2,000km離れている絶海の孤島。

現地名はラパ・ヌイ( Rapa Nui )、正式名称はパスカ島( Isla de Pascua )、私達日本人はイースター島( Easter island )と呼んでいる島。

島内には約1,000体のモアイ像があり、島全体がラパ・ヌイ国立公園として保護され、世界遺産にも登録されている。

モアイの歴史には不明な点が多くあり、そのことがさらにモアイへの神秘的なイメージを強くさせている。

チリの首都サンティアゴからの航空券が安く販売されているのをLAN航空のHPで見つけたことから、旅行のルートを大きく変更して行ってみることにした。

イースター島に行った人達から.....

島にはキッチン付きのキャンプ場があるので安く泊まれる事、島の物価はすごく高いので食材をサンティアゴから持って行ったほうが良い事、魚釣りができる事、モアイ像以外にも島の雰囲気が良いからできれば長く滞在したほうが良いなど、いろいろと話を聞いていた。

そこで少しゆっくり滞在するために7泊8日の行程でエアーチケットを購入。イースター島では自炊しながらキャンプ場に泊まることにして、サンティアゴでたくさんの食材を買いイースター島に向かった。

イースター島に到着。

空港にキャンプ場のピックアップが来ていたので、その車でキャンプ場へ。




キャンプ場近くの風景。




キャンプ場は島の中心ハンガロア村にあり、そこから歩いて行けるところに夕日スポットとなっているタハイ遺跡がある。夕日を見に出かけてみることにした。




タハイ遺跡







キャンプ場でレンタカーを借りて、キャンプ場で一緒になった日本人ご夫婦、韓国人女性と一緒に島内を周る。




アフ・ハンガ・エテ

人為的に顔が見えないように倒されたモアイ像。










ラノ・ラクリ

モアイが作られていた場所。




切り出し途中のモアイや運び出す途中の物などが残る。




アフ・トンガリキ

倒れてしまったモアイを祭壇に戻すプロジェクトに協力した、日本の重機メーカー「タダノ」について記載された看板が立っている。




海を背にして立つイースター島最大のアフ。




15体のモアイ像が立つ。




それぞれ個性があって見ていて楽しい。













テ・ピト・オ・テ・ヘヌア
「地球のへそ」と言われるパワーストーン。この石に手を触れると、ピリピリした感覚が伝わってきた。







アフ・ナウナウ




砂に埋もれていたため保存状態が良い。




アフ・ナウナウにはホワイトサンドビーチがある。




島の内陸部には畑が広がっている所もある。




プナ・パウ

モアイ像の頭に乗せる「プオカ」を切り出した石切り場。




日曜日には教会の礼拝にも行ってみた。





ハンガロア村はイースター島の中心地なので行政機関、銀行、商店、お土産屋さんなどが集まる。










パタゴニアでボロボロになったテントは捨ててしまっていた。テント以外の寝袋やマットなどのキャンプ道具はまだあるので、キャンプ場でテントだけをレンタルすることにした。

滞在していた期間は天候が不順で、強い風と雨が数日続き、テントが雨漏りした。

ほとんどの貸テントが雨漏りしてしまい、中にはテントで寝るのをあきらめ建物に避難する人達も。私達は雨漏りをした翌日にテントを覆うようにカバーをしてもらったので、なんとか雨風をしのぐことができた。




施設は充実していて、キャンプサイトを囲むようにいくつかの建物が立っている。




写真に見えるキッチンを併設した大きな食堂には、それぞれの私物を入れるロッカーもあった。




ここで楽しみにしていたのは、サンティアゴで買った日本のカレールーで作ったカレーライスを食べる事。久しぶりのカレーライスはすごく美味しかった。




キャンプ場を警備している犬。




火山島なので白砂のビーチはほとんどない。キャンプ場の近くに小さな漁港があり、天気の良い日には、そこに魚釣りに出かけた。

釣れる魚は小さな熱帯魚なので、釣った魚を食べることはなかったが、波が落ち着いて磯場で釣る事が出来れば大物が釣れるかもしれない。




キャンプ場からみる夕日。




ある朝、天気が良かったのでキャンプ場から海岸線沿いにラノカウ山の火口湖に行ってみることにした。













あともう少しで火山湖。




だいぶ上まで来た。




ラノカウ山火口湖に到着。




吸い寄せられるような不思議な光景。










8日間滞在したイースター島を出る日が来た。

今回は天候に恵まれずに雨や強い風がふく日が多く、晴れ間を見ては島をぶらぶらしたり、観光に出かけたりしていた。

そして私達が帰る数日前から、詳しい原因はわからないが島内でストライキが起きてしまい、観光ができない状態が続いた。

昨日行った火山湖も、その前日にストライキが原因で途中で引き返していたが、規制が解除されたことを知り出直していた。

ストライキの影響で予定通りに飛行機が飛び立つか心配しながら飛行場へ。

結局、飛行機はキャンセルとなり、「明日は飛行機が飛ぶ予定なので、今日のホテルと食事は提供する」と言われた。

私達はイースター島からサンティアゴ経由でボリビアのラパスに行く予定でいたが、ラパスのホテルを予約しているわけでもないので急ぐ必要がなかった。

してイースター島ーサンティアゴ、サンティアゴーラパスと別々で買っていた航空券が、ともにLAN航空だったのは幸運だった。時間がかかっても、確実にラパスまでいけるので、延びた滞在を楽しむことにした。







夕食は指定されたレストランで、同じ境遇の人たちと楽しく食べた。




イースター島なので、このコース料理で4,000~5,000円くらいかな。




ホテルで朝食を食べてから送迎車で空港へ。




飛行機は無事に飛ぶことになった。




サンティアゴには、乗り継ぎ便に間に合うかどうかのギリギリの時間に到着した。走れば乗り継げそうだったが、乗り継ぎカウンターに事情を話したら、ここでも食事と送迎付きでホテルを提供してもらえた。

提供されたホテルは五つ星だった。自分たちでは、決して泊まらないホテルだからすごく得した感じ。




ホテルのレストランで無料の夕、朝食が提供された。




サンティアゴからラバスまでは、ペルーのリマ経由。リマでの乗り継ぎが長く24時間ほどかかってラパスに到着した。



朝に到着したラパスは寒かった。

ラパスの標高は3,640mで富士山と同じくらい。また標高の高いところに戻って来たので、高山病が気になる。


Camera & Rens
FUJIFILM X-E2
FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS


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