Lago Verde, Chili / Jan. 30 to 31, 2015

ラゴ・ベルデ Lago Verde 。スペイン語の意味は緑の湖。

ラゴ・ベルデは、ラフンタ La Junta から75kmの距離にあるベルデ湖畔にたたずむアルゼンチン国境の町の名前。

「どんなところだろう?行ってみたいな~」と単純な思いからラゴ・ベルデについて少し調べてみた。

すると町にはキャンプ場があるとがわかった。テントが張れるなら何とかなるだろう。私達はラフンタからラゴ・ベルデに行くことを決めた。

ラフンタからは1日おきにラゴ・ベルデへの乗り合いバンが出ている。

当日、食料を買い込み、商店の前で乗り合いバンを待つ。


 


ラゴ・ベルデに到着したのは暗くなる直前だった。町の人にキャンプ場の場所を聞くと、親切に私達をキャンプ場の近くまで案内してくれた。

キャンプ場は町から国境への坂道を登った所にあった。宿泊できる施設を併設したキャンプ場で、それぞれのキャンプサイトには屋根付きのテーブルがついていた。おばさんに「シャワーはないけれど良い?」と聞かれる。

テントを張り、火をおこし、簡単な夕食を食べて、その日は眠りについた。





朝早くに目が覚める。




 
天気がよさそうなので、ラゴ・ベルデ湖に出かけることにした。昨日到着してすぐに暗くなってしまったので、はじめて町の全景を見る。


 


町はまだ眠っていた。動くものもなく静か。


 


日が昇り、空が明るくなってる。





キャンプ場から降りてくるときにあった展望台(ミラドール)で湖の位置を確認して、町の中を湖のほうに進む。





湖に行く道が見つかった。





牧場の脇を通り、のんびりと歩いていくと、ベルデ湖が見えてきた。





雲の隙間から朝日がのぞく。日に照らされた山の一部は明るい緑色に変わっていく。








ベルデ湖が「緑の湖」と言われる理由はわからないが、おそらく周囲の緑に浮きあがるように存在する湖だからなのかなと思う。





ベルデ湖からキャンプ場に戻ってきた。昨日到着したときはすでに暗くなっていたので、キャンプ場の全景をみる事もできなかった。

昨日は気づかなかったが、キャンプ場の敷地内にはニワトリや羊たちがいた。





じーっと私達を見つめる羊。





バンの運行が1日おきなのでこの町には2泊する予定で来ていたが、ベルデ湖を見れて十分に満足した私達は、1泊でラフンタに戻ってもいい気持になっていた。

今日ラフンタに戻る方法はヒッチハイクしかない。

そこで町の出口でヒッチハイクをしてみて、乗せてもらえる車が見つからなければ、この町にもう一泊することにした。





町の出口まで歩いていくと、ベルデ湖が遠くに見えた。





ラゴ・ベルデの町から郊外に抜けるのはこの道だけ。町の入口に立つモニュメントで、ここを通る車を待つことにした。





町からラフンタに行く車か、アルゼンチンの国境を越えてくる車を待つが、車は全く通らない。

町から出てきた車があったが、「すぐ近くに行くだけだ」と車の中からゼスチャーで示しながら通り過ぎて行った。

待つこと2時間。

一台の車が止まってくれた。ありがたいことにラフンタまで乗せてもらえることに。

スペイン語は単語を片言で言うだけの私達。こうゆう時にきちんとした会話が出来ないのが申し訳ない。

ラフンタまでの75㎞の道のりを乗せてもらえたことの感謝を述べて、車から降りた。





Camera & Rens
FUJIFILM X-E2
FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS


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