Puerto Montt to Futaleufu via Chaiten and camping at Futaleufu, Chili / Jan. 26 to 28, 2015
まだ薄暗い道を歩きバスターミナルに向かう。人もまばらなバスターミナルで少し待っているとチャイテンChaitenn行きのバスがターミナルに入ってきた。
チリ側のパタゴニアは、氷河が作り出したフィヨルドが形成され、入り組んだ海岸線が連続する。
プエルトモントからチャイテンへの道のりは、ノルウェーのフィヨルド地域と同じように、山がせり出し切り立った海岸線が連続するところは、道を続けることが困難なためフェリーで道をつないでいる。
チャイテン行きのバスはフェリーでフィヨルドを3回渡り、10時間かけてチャイテンに向かう。
乗客でほぼ満員になったバスはプエルトモントを出発。
郊外に出ると雨が降り出し、フィヨルド地域を南下するにつれて雨脚が強くなった。チリ側のパタゴニアは風雨の強い地域。バスの中から激しい雨が降り続く外の景色を眺めていると、そのことを実感させられる。
この景色を見ているだけでも、ここは寒冷で雨の多い地域なのだと感じる事ができると思う。
外の風は冷たい。
それでもフェリーが港を出航するときは、デッキに出て景色が変化していくのを楽しむ人が多い。
見ごたえのある風景が続く。
天気が良い日にこのルートを通れば今とは違った印象を抱くだろうが、日常的にあるであろう雲が山を覆い雨が降る風景も素敵だ。
港の風景。
南下するにつれて徐々に空が明るくなってきた。
恐竜が出てきそうな風景が続く。
夕方4時にバスはチャイテンに到着した。チャイテンはアウストラル街道の町の中では比較的大きな町。
この時刻では次の大きな町ラフンタ(La Junta)行きのバスはもうない。明日もバスは出ない。
選択は4つあった。
ここからヒッチハイクをしてみるか、
この町のキャンプ場に泊まるか、
この後に出発する乗り合いバンで街道からそれた奥にあるフタレウフ(Futaleufu)に行きキャンプ場に泊まるか、
フタレウフ行きの乗り合いバンに乗って途中の街サンタルシア(Santa Lucia)まで行きキャンプをして、翌日にヒッチハイクで南下するか、
ハイシーズンなのでバスから降りたバックパッカーは10人ほどいた。みな取り合えずバスの時刻表を確認したり、中にいる人に聞いたりしている。
ここに到着するまでは、この後どうしようか決めていなかった私達は、少し考えてからフタレウフに行ってキャンプをすることに決めた。
南下するバスは明日もない。特に急ぐ必要もないので、地図を見ていて気になったフタレウフに行ってみることにした。
まだ先が長いので作ってきたサンドイッチを食べる。
チャイテンからの乗り合いバンは、未舗装の道を進みフタレウフ Futaleufuに到着した。
町の人に聞いてキャンプ場を探す。町中にあるキャンプ場を教えてもらい行ってみると、家の庭のようなところがテントサイトになっているこじんまりしたキャンプ場だった。自然を感じられない作りだったので、他を探すことにした。
チリ人の若者グループが、こっちにもキャンプ場があると教えてくれて、彼らの後をついて町から少し離れたキャンプ場にたどりつく。
Puerto Espolon Camping
未舗装の小道を川沿いに歩いていくと、ぽつんと管理小屋が建っているのを見つけた。入口からは見えなかったが、奥まったところにキッチンスペースとトイレ、シャワールームのある建物があった。
敷地は広大で、好きなところにテントを張っていいと言われる。
やっと、落ち着いた。
アルゼンチン、チリなどの南米で、みんなが飲んでいるマテ茶に挑戦。
町中に商店があるので、種類は多くないが食材に困ることはない。
フタレウフでは新鮮な野菜が手に入りにくいようで、商店では腐りかけの野菜以外見かけなかった。
泊まるキャンプ場も決まったので、今後の計画を立てる。
シャワーはオーナーがいる時間しか使えないようで、「シャワーは朝に使ってね」と言われる。
フタレウフへの道はアルゼンチン国境に続いているが、チリ側ではフタレウフが最後の町となる。
この地方特有の魚のうろこ状にカットした木を張り合わして作った外壁。
キャンプ道具をもって移動するバックパッカーが多い。
街はコンパクトにまとまり、周囲の景色も良い。フタレウフ川が流れていて、ラフティングもできるとロンプラに書いてあった。
フタレウフに2泊したのち、アウストラル街道を南下するチャイテン発のバスをつかまえるために、乗り合いバンで街道沿いのサンタルシアへ向かう。
乗り合いバンは景色のいい未舗装の道を進む。
サンタルシアに到着。
バスのチケットは持っていないがなんとかバスに乗れることを期待して、ここでチャイテンからのバスを待つことにした。
Camera & Rens
FUJIFILM X-E2
FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
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まだ薄暗い道を歩きバスターミナルに向かう。人もまばらなバスターミナルで少し待っているとチャイテンChaitenn行きのバスがターミナルに入ってきた。
チリ側のパタゴニアは、氷河が作り出したフィヨルドが形成され、入り組んだ海岸線が連続する。
プエルトモントからチャイテンへの道のりは、ノルウェーのフィヨルド地域と同じように、山がせり出し切り立った海岸線が連続するところは、道を続けることが困難なためフェリーで道をつないでいる。
チャイテン行きのバスはフェリーでフィヨルドを3回渡り、10時間かけてチャイテンに向かう。
乗客でほぼ満員になったバスはプエルトモントを出発。
郊外に出ると雨が降り出し、フィヨルド地域を南下するにつれて雨脚が強くなった。チリ側のパタゴニアは風雨の強い地域。バスの中から激しい雨が降り続く外の景色を眺めていると、そのことを実感させられる。
この景色を見ているだけでも、ここは寒冷で雨の多い地域なのだと感じる事ができると思う。
外の風は冷たい。
それでもフェリーが港を出航するときは、デッキに出て景色が変化していくのを楽しむ人が多い。
見ごたえのある風景が続く。
天気が良い日にこのルートを通れば今とは違った印象を抱くだろうが、日常的にあるであろう雲が山を覆い雨が降る風景も素敵だ。
港の風景。
南下するにつれて徐々に空が明るくなってきた。
恐竜が出てきそうな風景が続く。
夕方4時にバスはチャイテンに到着した。チャイテンはアウストラル街道の町の中では比較的大きな町。
この時刻では次の大きな町ラフンタ(La Junta)行きのバスはもうない。明日もバスは出ない。
選択は4つあった。
ここからヒッチハイクをしてみるか、
この町のキャンプ場に泊まるか、
この後に出発する乗り合いバンで街道からそれた奥にあるフタレウフ(Futaleufu)に行きキャンプ場に泊まるか、
フタレウフ行きの乗り合いバンに乗って途中の街サンタルシア(Santa Lucia)まで行きキャンプをして、翌日にヒッチハイクで南下するか、
ハイシーズンなのでバスから降りたバックパッカーは10人ほどいた。みな取り合えずバスの時刻表を確認したり、中にいる人に聞いたりしている。
ここに到着するまでは、この後どうしようか決めていなかった私達は、少し考えてからフタレウフに行ってキャンプをすることに決めた。
南下するバスは明日もない。特に急ぐ必要もないので、地図を見ていて気になったフタレウフに行ってみることにした。
まだ先が長いので作ってきたサンドイッチを食べる。
チャイテンからの乗り合いバンは、未舗装の道を進みフタレウフ Futaleufuに到着した。
町の人に聞いてキャンプ場を探す。町中にあるキャンプ場を教えてもらい行ってみると、家の庭のようなところがテントサイトになっているこじんまりしたキャンプ場だった。自然を感じられない作りだったので、他を探すことにした。
チリ人の若者グループが、こっちにもキャンプ場があると教えてくれて、彼らの後をついて町から少し離れたキャンプ場にたどりつく。
Puerto Espolon Camping
未舗装の小道を川沿いに歩いていくと、ぽつんと管理小屋が建っているのを見つけた。入口からは見えなかったが、奥まったところにキッチンスペースとトイレ、シャワールームのある建物があった。
敷地は広大で、好きなところにテントを張っていいと言われる。
やっと、落ち着いた。
アルゼンチン、チリなどの南米で、みんなが飲んでいるマテ茶に挑戦。
町中に商店があるので、種類は多くないが食材に困ることはない。
フタレウフでは新鮮な野菜が手に入りにくいようで、商店では腐りかけの野菜以外見かけなかった。
泊まるキャンプ場も決まったので、今後の計画を立てる。
シャワーはオーナーがいる時間しか使えないようで、「シャワーは朝に使ってね」と言われる。
フタレウフへの道はアルゼンチン国境に続いているが、チリ側ではフタレウフが最後の町となる。
この地方特有の魚のうろこ状にカットした木を張り合わして作った外壁。
キャンプ道具をもって移動するバックパッカーが多い。
街はコンパクトにまとまり、周囲の景色も良い。フタレウフ川が流れていて、ラフティングもできるとロンプラに書いてあった。
フタレウフに2泊したのち、アウストラル街道を南下するチャイテン発のバスをつかまえるために、乗り合いバンで街道沿いのサンタルシアへ向かう。
乗り合いバンは景色のいい未舗装の道を進む。
サンタルシアに到着。
バスのチケットは持っていないがなんとかバスに乗れることを期待して、ここでチャイテンからのバスを待つことにした。
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FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
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