San Carlos de Bariloche, Argentina / Jan. 15 to 19, 2015
以前にNHKーBSでパタゴニア地方の特集を見たことがある。普段はテレビで見たことは、ほとんど記憶に残らないのだけれども、テレビに映るパタゴニアの景色とその地方の雰囲気に魅了されたのを今でも鮮明に覚えている。
今回の南米旅行で一番行きたいと思っていたところは、そのパタゴニア地方。
南米南部のパタゴニアはアルゼンチンとチリの両国にまたがる雄大な自然が残る地域。気候の厳しさから旅行者が観光しやすい期間は南米の夏にあたる11月~3月に限られていて。それ以外の期間は、寒さの到来とともに、交通機関が間引きされて移動に苦労させられるようだ。
今は1月中旬、どこまで行けるのかわからないが、1か月以上をパタゴニアで過ごしてみたいと考えている。
しかしパタゴニア地方の物価は高い。宿代を節約する意味もあってテントでキャンプをしながらパタゴニアを南下することにした。
闇両替をしたアルゼンチンペソの現金が尽きるか、安テントで寒さに耐えられなくなるのか、もしくは両方の理由でパタゴニアを離れることになると思うが、それまでは旅行期間を決めずにパタゴニアを楽しむことにした。
私達が、パタゴニアで一番通りたいルートは、チリ側を南下するアウストラル街道(Carretera Austral)。アウストラル街道はパタゴニア地方チリ側を南北に貫く未舗装を含む道でサイクリストの憧れの地。チリ側を南下するとアウストラル街道の最終地点はチリのオイギンス村。そこからサイクリストは自転車を押しながらアルゼンチン国境を越えていく。
私達には自転車でアウストラル街道を走破することはできないけれども、キャンプをしながらアウストラル街道を南下し、徒歩でチリーアルゼンチン国境を越えることが出来たら良いなと思っている。
アウストラル街道はバスや乗り合いバンの本数が少なくスムーズに移動ができない地域。基本はバスと乗り合いバンを利用して、移動できないところはヒッチハイクで移動することになる。
私達がどこまで行けるのかは分からないけれども、今はアウストラル街道を越えて、アルゼンチンに行ってみたいという気持ちが強い。
アルゼンチンのブエノスアイレスのからパタゴニアの玄関口、サン・カルロス・デ・バリローチェへ。
アルゼンチンのバスは快適。長距離移動になるのでバス料金は高く、カマタイプ(3列シート)で1人12,600円。サンドイッチの軽食付き。
バスは22時間近くかかりバリローチェに到着した。限られたハイシーズンのパタゴニア。バスターミナルは人でごった返していた。
バスで町中まで移動。安宿のある地域に行き、何軒か宿を周ったがどこも満室と言われてしまうどうしようかと大通りを歩いていると行列のできているサンドイッチ屋台があった。おなかがすいていたので、まずは腹ごしらえ。
行列に20分ほど並びChurrasco(焼肉サンド)を買うことができた。久しぶりのきちんとした食事で、美味しい。
宿探しはあきらめて、ツーリストインフォメーションから教えてもらった街の近くのキャンプ場に行ってみることにした。
Camping Selva Negraキャンプ場。初めは町中からバスで行ったが、荷物がなければ徒歩でも歩ける距離。
大きな荷物はブエノスアイレスの日本旅館さんに預かってもらったので、荷物はこれだけ。
このキャンプ場はキッチン、温水シャワー、食べ物を入れる木箱、Wifi付きと設備が充実。水道水は飲用可。テントは指定されたテントサイトにはった。
ブエノスアイレスから1,700㎞南西に位置するので、日中は日差しが強く暑いが、日がかげると寒くダウンを着込む。
ブエノスアイレスのカルフールで買った安物のテント(2,700円)。日本旅館さんに教えてもらったアウトドアショップで購入したマット(1枚2,650円)とガスバーナー(2,520円)。そしてフライパン(1,520円)。
買って持ってきたかいがあって、早速使うことになった。テントが透けて見えるくらい薄すいので、寝ていて寒い。
テントサイトの木にサクランボ。酸っぱいけれど食べれる。
物価が高くなったので、毎日自炊生活。
お米を買ってリゾットを作ってみた。
天気の良い日は、空が青く、緑が濃く感じる。
バリローチェはスイス移民が作り上げた街で「南米のスイス」と言われ、街にはスイス建築の建物が目立つ。
料金はわからないけれど、お金を払ってセントバーナードと記念写真が撮れる。
バリローチェはチョコが有名。通りにはチョコ店が並ぶ。
バリローチェはナウエル・ウアピ湖畔の街。
バリローチェに来て3日目。
近くの村に行くためにキャンプ場の近くでバスを待つ。1時間30分待ってやっと来たバスは満員で乗ることができなかった。
近くの村に行くのをあきらめた私達は、その足で町のバスターミナルに行き、明日のトラフル行きチケットを買った。
もっと静かな所に移動するために。
Camera & Rens
FUJIFILM X-E2
FUJINON XF14mmF2.8 R / FUJINON XF35mmF1.4 R / FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
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今回の南米旅行で一番行きたいと思っていたところは、そのパタゴニア地方。
南米南部のパタゴニアはアルゼンチンとチリの両国にまたがる雄大な自然が残る地域。気候の厳しさから旅行者が観光しやすい期間は南米の夏にあたる11月~3月に限られていて。それ以外の期間は、寒さの到来とともに、交通機関が間引きされて移動に苦労させられるようだ。
今は1月中旬、どこまで行けるのかわからないが、1か月以上をパタゴニアで過ごしてみたいと考えている。
しかしパタゴニア地方の物価は高い。宿代を節約する意味もあってテントでキャンプをしながらパタゴニアを南下することにした。
闇両替をしたアルゼンチンペソの現金が尽きるか、安テントで寒さに耐えられなくなるのか、もしくは両方の理由でパタゴニアを離れることになると思うが、それまでは旅行期間を決めずにパタゴニアを楽しむことにした。
私達が、パタゴニアで一番通りたいルートは、チリ側を南下するアウストラル街道(Carretera Austral)。アウストラル街道はパタゴニア地方チリ側を南北に貫く未舗装を含む道でサイクリストの憧れの地。チリ側を南下するとアウストラル街道の最終地点はチリのオイギンス村。そこからサイクリストは自転車を押しながらアルゼンチン国境を越えていく。
私達には自転車でアウストラル街道を走破することはできないけれども、キャンプをしながらアウストラル街道を南下し、徒歩でチリーアルゼンチン国境を越えることが出来たら良いなと思っている。
アウストラル街道はバスや乗り合いバンの本数が少なくスムーズに移動ができない地域。基本はバスと乗り合いバンを利用して、移動できないところはヒッチハイクで移動することになる。
私達がどこまで行けるのかは分からないけれども、今はアウストラル街道を越えて、アルゼンチンに行ってみたいという気持ちが強い。
アルゼンチンのブエノスアイレスのからパタゴニアの玄関口、サン・カルロス・デ・バリローチェへ。
アルゼンチンのバスは快適。長距離移動になるのでバス料金は高く、カマタイプ(3列シート)で1人12,600円。サンドイッチの軽食付き。
バスは22時間近くかかりバリローチェに到着した。限られたハイシーズンのパタゴニア。バスターミナルは人でごった返していた。
バスで町中まで移動。安宿のある地域に行き、何軒か宿を周ったがどこも満室と言われてしまうどうしようかと大通りを歩いていると行列のできているサンドイッチ屋台があった。おなかがすいていたので、まずは腹ごしらえ。
行列に20分ほど並びChurrasco(焼肉サンド)を買うことができた。久しぶりのきちんとした食事で、美味しい。
宿探しはあきらめて、ツーリストインフォメーションから教えてもらった街の近くのキャンプ場に行ってみることにした。
Camping Selva Negraキャンプ場。初めは町中からバスで行ったが、荷物がなければ徒歩でも歩ける距離。
大きな荷物はブエノスアイレスの日本旅館さんに預かってもらったので、荷物はこれだけ。
このキャンプ場はキッチン、温水シャワー、食べ物を入れる木箱、Wifi付きと設備が充実。水道水は飲用可。テントは指定されたテントサイトにはった。
ブエノスアイレスから1,700㎞南西に位置するので、日中は日差しが強く暑いが、日がかげると寒くダウンを着込む。
買って持ってきたかいがあって、早速使うことになった。テントが透けて見えるくらい薄すいので、寝ていて寒い。
テントサイトの木にサクランボ。酸っぱいけれど食べれる。
物価が高くなったので、毎日自炊生活。
お米を買ってリゾットを作ってみた。
天気の良い日は、空が青く、緑が濃く感じる。
バリローチェはスイス移民が作り上げた街で「南米のスイス」と言われ、街にはスイス建築の建物が目立つ。
料金はわからないけれど、お金を払ってセントバーナードと記念写真が撮れる。
バリローチェはチョコが有名。通りにはチョコ店が並ぶ。
バリローチェはナウエル・ウアピ湖畔の街。
バリローチェに来て3日目。
近くの村に行くためにキャンプ場の近くでバスを待つ。1時間30分待ってやっと来たバスは満員で乗ることができなかった。
近くの村に行くのをあきらめた私達は、その足で町のバスターミナルに行き、明日のトラフル行きチケットを買った。
もっと静かな所に移動するために。
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FUJIFILM X-E2
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