Neil island, Andaman, India / Feb. 13 to 21, 2014

北アンダマン島のカリプールビーチKalipur BeachからポートブレアPort Blairに戻ってきた私たちは、残りの滞在期間9泊をニール島で過ごすことに決めた。

Andaman islands map



高い料金の高速船には空きがあったが、急ぐ必要もないのでパブリックボートでニール島に渡ることにした。
早い時間に港のチケットセンターに行ったが11:00発のボートはすでに満席で、13:00発の船で行くことになった。




船は約2時間後にネイル島Neil islandに到着。海が青い。




港では
トゥクトゥクのドライバーが私たちの名前が書いたプラカードを持って出迎えていた。どうやら、先に到着していたイタリア人カップルが私たちのピックアップを頼んでくれたようだ。トゥクトゥクに乗り込み彼らがチェックインした宿に向かった。







イタリア人カップルは、前回宿泊して良かった宿がフルで、その隣の宿Kalapaniにチェックインしていた。明日帰る彼らと
ビーチに行ったり、食事をしたりして過ごす。










夕食は今一つ美味しくはなかった。特にドミニコが最後の夜だからと手配した大きなロブスターは縦に二つに切ってから茹でられたので旨味が全部逃げてしまった水っぽいだけの物になってしまっていた。
宿のレストランで食べようと提案したドミニコは、一緒に食べる最後の夕食がさんざんだったことを謝っていた。彼のせいではないのに。

翌日も彼らを港で見送るまで一緒に過ごす。一緒にいるのが当たり前に感じていた私達にとって、港での別れはなんとなく寂しいものだった。







その後、以前にイタリア人カップルが泊まっていた宿に移り8泊した。







ニール島は不思議な島だった。




ニール島はホワイトサンドのビーチをもつ高低差のない小さな島。島での移動手段はレンタルサイクルかパブリックバス。パブリックバスは本数が少ないので、ほとんどの旅行者は自転車を借りている。
私達もマーケットで自転車を借りて、毎日ビーチに通った。そしてビーチの帰りにはマーケット近くの食堂でチャイを飲んだり、食事をとったりするのが日課になった。これは他の旅行者も同じで、ドレッドヘアーやタトゥーだらけの若者も自転車に乗ってビーチに行き、帰りには同じ食堂でのんびりと過ごす。そんな彼らは意外にナイスガイで、静かな何もないこの島が気に入って滞在している。ここでは肩ひじを張る必要もなく、皆が同じリズムで滞在を楽しんでいるように感じた。タヒチやモルディブのような楽園ではないが、確かにここは南の島の楽園なのかもしれない。


































ゆっくり過ごしたニール島から本島のポートブレアに戻る。



 
ポートブレアで1泊して、翌朝の飛行機で南インドのチェンナイに戻る。
予約していたポートブレアの宿に着くと、満室だから違う宿を紹介すると言われてしまう。リコンファームの電話までしていたのに。これが今のアンダマンの現実で、インド本土からの旅行者が増えていて、宿が足りなくなっている。しかたなく紹介された裏さびれた宿に泊まることにした。

ポートブレアはアンダマンの都会で、久しぶりに冷たい甘いものを食べる。



アンダマン諸島:総括

アンダマン諸島を旅行するのは思っていたよりも大変だった。船のチケットを買うために、何度もチケットセンターに出向いたり、そして毎回チケット窓口では長時間並び、あげくには満席で次の船を待たなければならなかったりと移動に時間がかかった。

手ごろな料金で泊まれる宿も満室のことが多く、宿探しに苦労した。(どんな宿でもよければあるが...)

アンダマン諸島はベンガル湾(インド、バングラディッシュ、ミャンマーの挟まれた湾)にあり、地図を見るとインド本土よりミャンマーに近い位置にある。

南の島好きな私たちにとっては
インドの端にあるインドらしくないインドの島々に魅力を感じた。インドにもすっごい南の島の楽園があるかもしれないという思いで3週間の予定で巡ったアンダマン諸島。

移動と宿探しは、なかなか大変だったけど、それぞれの島にはそれぞれの魅力があった。

特に気に入ったのが、旅行者がほとんど来ない「ロング島」と、長期滞在者が思い思いのペースで滞在できる自転車の島「ニール島」。

アンダマン諸島はインド本土から増える移住者や、激増する国内旅行者を見る限りはまさにインドという印象を受けるが、ロング島やニール島のように、それぞれ島特有のゆったりしたリズムが流れている島ではインドらしくないインドだった。


この2つの島には「インドにある南の島の楽園」を感じることができたのではないかと思う。


Camera & Rens
OLYMPUS E-PL3 & LUMIX G 20mm F1.7 / M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6


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