Kalipure, North Andaman island, Andaman, India / Feb. 10 to 12, 2014

北アンダマン島の北端に
白く細長い砂州でつながったスミス島とロス島があることを知った。その島は保護区になっていて、綺麗なホワイトサンドのビーチがあり、グッドなスノーケリングポイントもあるようだ。

ちょっと遠いけどロング島からスミス島&ロス島の拠点となるカリプールを目指すことにした。

滞在しているロング島から朝7時に出航するボートに乗り込む。







ボートは1時間ほどで北アンダマン島Yerattaに到着した。




ロング島の宿で同宿だったイタリア人夫婦のドミニコとロッビーも北上するようで一緒に行動することになる。彼らと初めて言葉を交わしたのはハブロック島のチケット売り場。そしてロング島でカメラの話をしたりしていたが、なんとなく仲良くはならないだろうなと感じていた。


こうして、始まった彼らとの旅は、日を追うごとに仲良くなり、そして一緒に行動するのが当たり前のように感じるようになっていった。それは彼らが帰る日まで続くこととなる。

ドミニコも私達がこうして出会い、一緒に過ごすのはカルマだといっていた。まったく縁とは不思議なもので、彼らとは言葉を交わさずとも、心が通じているような感じがした。

ついた船着場で他の乗客と一緒に待っているとバスが来た。そのバスで近くの町ランガットRangatまで行き、
停まっていた北アンダマン島を北上するマヤバンダ―Mayabunder行きのバスに乗り込んだ。




2時間半くらいかかりマヤバンダーに到着。目的地ディグリプールDiglipur行きのバスはここで待っていると来るよと言われた所で待つことにした。







ダルを食べたりして待つこと2時間やっとバスが来た。激しく揺れるバスで2時間ディグリプールに到着。

ここまで8時間半。長かった。

宿のある18km先のカリプールKalipureまでオートリクシャで30分。目的の宿プリスティンビーチリゾートPristine Beach Resortに到着。安い部屋が満室でロフト付きのバンガローに泊まることになる。










夜はネズミがうるさかった。




このビーチはカメが産卵にやってくるビーチとして有名。イタリア人カップルと夕食を食べた後に、一緒にビーチに行ってみたが、カメはいなかった。










そして私たちの目的だったスミス&ロス島は、現在全ての船が運航禁止となり島に渡ることが出来なくなっているのを、宿のオーナーから聞く。




翌日イタリア人カップルと一緒にバスでボートの出る集落に行ってみたが「いつになったら船が出せるかわからない。」と言われる。どうやら私達が来る少し前にアンダマン諸島で観光船の海難事故があり、それが原因で全ての船舶を点検してからでないと船の運航が許可されい状態となっているようだ。

せっかく集落まで来たのでマーケットやお店を見たり、サトウキビジュースを飲んだりしてバスで宿に戻る。














せっかくここまで来たが、イタリア人カップルと共にプリスティンビーチに2泊してポートブレアに戻ることにした。

朝6時のバスで長距離バスが出る
ディグリプールへ。




バスの発車まで朝食を食べて過ごし、7時30分発のポートブレア行きのバスに乗り込む。










サスペンションのへたったバスはガタガタ揺れながら進む。








フェリーに2回乗り込み島を渡る。







この区間は先住民族のジャラワ族Jarawaの保護区を通る。保護区の通過は、決められた時間に車両がコンボイとなり通過する。ジャラワ族はアフリカからアジアに移り住んだ初めての部族と考えられており、道路沿いに出ていたジャラワ族をバスの中から見たが、まさにアフリカ人という感じをうけた。




宿を出て12時間後にポートブレアに到着した。1軒目の宿はフルで、2件目の宿に泊まることになる。部屋はトイレ臭かったりカビ臭かったりでよくなかったが、とりあえず宿が確保できてよかった。

イタリア人カップルには残された時間が少なく、彼らは先に訪れて良かったネイル島に戻る事に決めた。私達も、この後に小アンダマン島へ行こうと考えていたが、船のチケットを確保する大変さと移動の大変さに疲れてしまい、プランを変更して残りの9日間をネイル島でゆっくり過ごすことにした。


Camera & Rens 
OLYMPUS E-PL3 & LUMIX G 20mm F1.7 / M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 


 
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